2月14日の灰の水曜日以降、四旬節が始まります。
よりよいご復活を迎えられますように、心静かに準備をしましょう。

☩ 四旬節とは
復活祭前の準備期間を四旬節と呼んでいます。もともとは復活徹夜祭に
洗礼を受ける志願者たちの準備期間として起こったようですが、教会を
あげて復活祭をふさわしく迎えることができるように、祈りと施しと断食に
励む習慣も初期の時代から始まりました。主日は復活の記念日として断食を
しない習慣だったので、断食日が実際に40日になるように46日前の
「灰の水曜日」から四旬節を始めるようになりました。現在の規則では、
四旬節は、「聖なる過越の3日間」が始まる主の晩さんの夕べのミサの前で
終わります。(カトリック教会情報ハンドブックより)

☩ 灰の水曜日
今年は2月14日(水)が「灰の水曜日」です。この日は10時半からと
19時から調布教会聖堂にてミサがあります。このミサの中で「灰の式」が
行われ、回心のしるしとして頭または額に灰を受けます。灰の水曜日は、
「大斎・小斎」が守られます。

☩四旬節・十字架の道行
そしてこの日から復活祭の準備期間である四旬節が始まります。
次の日曜日(2月18日)は四旬節第1主日になり、洗礼志願式も行われます。
 洗礼を受ける志願者だけではなく、すでに洗礼を受けた私たちも、
この期間を通して節制と回心につとめ、自分の生活をふり返るように
いたしましょう。

また、四旬節中の毎週金曜日10時30分より教会聖堂において
「十字架の道行」が行われます。
(3月2日は「初金ミサ」終了後、3月30日は15時から)
十字架の道行は、イエス・キリストの受難をしのび、黙想する信心です。
主の復活に向けて準備する四旬節に、どうぞ積極的にご参加ください。 

☩ 四旬節中・聖週間のミサ・黙想会の主な予定
 (場所:教会聖堂)
2月14日(水) 【灰の水曜日】大斎・小斎* ミサ 10時半、19時
2月17日(土) 四旬節黙想会 10:30~16:00
2月18日 (日) 【四旬節第1主日】 ミサ 8時、10時半(洗礼志願式)
3月 2日(金) 【初金ミサ】ミサ 10時半~
        ★初金ミサ後、十宇字架の道行 
3月18日(日) 【四旬節第5主日】 共同回心の日 告解は教会聖堂他
3月25日(日) 【受難の主日(枝の主日)】(聖週間) ミサ 8時、10時半
3月29日(木) 【聖木曜日(主の晩さん)】 ミサ 19時
3月30日(金) 【聖金曜日(主の受難)】大斎・小斎*  祭儀 19時
        ★十字架の道行 15時
3月31日(土) 【聖土曜日(復活徹夜祭)】 ミサ 19時(洗礼式)
4月1日(日) 【復活の主日】 ミサ 8時、10時半

☩ 大斎・小斎とは
*四旬節が始まる「灰の水曜日」と「聖金曜日」に「大斎・小斎」が
守られます。
「小斎」を守る日は、祭日を除く毎金曜日です。

大斎・・・1日に1回だけの十分な食事とその他の朝ともう1回
     わずかな食事をとることができ、満60歳に達するまでの
     すべての成人が守ります。

小斎・・・肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、
     とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって
     替えることができ、満14歳以上の人が守ります。
(大斎も小斎も、病気や妊娠などの理由がある人は免除されます。)